きび堂 ガイド
ようこそお越しくださいました。
当サイトはきび堂という、主に私が執筆した小説を唐突に掲載していくサイトです。
現在執筆中の作品と、リンクを設置しています。
感想は掲示板か、この記事のコメントでもらえれば幸いです。
○こちら雨露探偵事務所(うろたん エピソード0)
当時所属していたPSUギルドメンバーを小説にしてしまおうと、なんとなく立ち上げたのがきっかけ
現在執筆中の「うろたん」へと話は続いていきます。
1話A 1話B
2話A 2話B
3話A 3話B
4話A 4話B
外伝(うろたんに続く)
○うろたん
現在執筆中のPSU小説です。
☆EP1「紳士とキャスト(オブライアン)」編
1話 2話 3話 4話 5話
6話 7話 8話 9話 10話 11話
☆EP1「真紅のキャストと少年(ムジカ)」編
12話 13話 14話 15話 16話
17話 18話 19話(new!!) ……現在執筆中
○うろたん 外伝 遠き闇に
それは、男の物語。
闇から開放され、光を得た男の物語。
第一話 第二話 第三話 第四話 第五話
第六話 第七話 第八話
エピローグ(前編) エピローグ(後半)了
○うろたん×イサナラヂオ「山猫語」
PSU小説サイト「イサナラヂオ」様とのコラボ企画です。
ダークファルスを倒した英雄、ランディ。
彼を探してくれと尋ねた依頼人が二人も来て……
第一話 第二話 第三話 第四話
☆東方百物語
夏コミ参加作品。
ある日、僕は交通事故で死んだ。
死んで、幽霊になった僕の目の前に現れたのは、何だか変な女性の幽霊だった。
東方百物語 前編 東方百物語 後編 結末とあとがき
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○こちら雨露探偵事務所(うろたん エピソード0)
当時所属していたPSUギルドメンバーを小説にしてしまおうと、なんとなく立ち上げたのがきっかけ
現在執筆中の「うろたん」へと話は続いていきます。
1話A 1話B
2話A 2話B
3話A 3話B
4話A 4話B
外伝(うろたんに続く)
○うろたん
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☆EP1「紳士とキャスト(オブライアン)」編
1話 2話 3話 4話 5話
6話 7話 8話 9話 10話 11話
☆EP1「真紅のキャストと少年(ムジカ)」編
12話 13話 14話 15話 16話
17話 18話 19話(new!!) ……現在執筆中
○うろたん 外伝 遠き闇に
それは、男の物語。
闇から開放され、光を得た男の物語。
第一話 第二話 第三話 第四話 第五話
第六話 第七話 第八話
エピローグ(前編) エピローグ(後半)了
○うろたん×イサナラヂオ「山猫語」
PSU小説サイト「イサナラヂオ」様とのコラボ企画です。
ダークファルスを倒した英雄、ランディ。
彼を探してくれと尋ねた依頼人が二人も来て……
第一話 第二話 第三話 第四話
☆東方百物語
夏コミ参加作品。
ある日、僕は交通事故で死んだ。
死んで、幽霊になった僕の目の前に現れたのは、何だか変な女性の幽霊だった。
東方百物語 前編 東方百物語 後編 結末とあとがき
うろたん 19話
打ち抜かれた体が、異常を痛覚に訴えてくる。
ていうか、無茶苦茶いてえ!
冷静にコメントできるって言う状況じゃねえぞ、これ!
俺はムジカに撃たれて死んだはずなのに、この激痛は一体なんだ。
天国に行っても、現世の痛みは持ち越されるのか?
だとしたら、洒落にならない。
生身の体はメイトやレスタで治せるけど、死体(霊体?)の傷ってどうやったら治るんだ。
目の前が真っ暗な上に、どうすることも出来ない体の痛み。
まさか死してなお、二重の苦しみに悩まされることになるとは。
死んで良い事なんて一つも無いと聞いたことはあるが、まさにその通りじゃないか。
こんなに苦しいのなら、死ぬんじゃなかった。
後悔先に立たず。
ていうか、俺さっきから目を閉じたままじゃない?
そら暗いわ。
そら真っ暗やわ。
まさか俺自身が、苦しみの原因の一つを作ってしまっていたとは。
初歩的なうっかりミスだ。
これじゃあ、額にメガネをかけてめがねを探すじいさんと一緒じゃないか。
……と、ひとまず自分の浅はかさをなじる前に、状況改善、前に進むことを考えよう。
ゆっくりと、瞳を開く。
つい先ほどまで見ていた、黄色い砂とごつごつした岩が姿を現す。
モトゥブの砂地。
俺がムジカと戦ったまま、砂嵐が乾いた大地に舞っていた。
テーマ : ファンタシースターユニバース
ジャンル : オンラインゲーム
うろたん×イサナラヂオ 「山猫語(ヤマネコガタリ)」第四話
やってきましたニューデイズ。
3つあるグラール太陽系の中で、最も緑多き惑星。
ニューマンという耳の長い種族の住まう星。
グラール教団という宗教の栄える星。
そして、俺にとって曰く付きの星。
アセビという、最愛の女性を亡くした地。
俺とアセビが一緒になった、きっかけの場所。
どうしてああなってしまったのだろうとか。
もっと良い選択肢は無かったのだろうか、とか。
考えなくても良い事が次々と蘇る、唯一無二の場所だ。
だが、それは感傷に浸れるほど良い思い出でもないし、場所でもない。
考えたくも、思いたくも無い記憶が、俺の中から呼び起こされるだけ。
ただ、それだけだ。
だが、ここに来たのはただ感傷に浸るためだけではない。
本当の目的は全く別。
かつてランディと共に戦った戦友、オルハの親友に会う為だ。
テーマ : ファンタシースターユニバース
ジャンル : オンラインゲーム
うろたん×イサナラヂオ 「山猫語(ヤマネコガタリ)」第三話
秘技、違話リセット。
何もなかったよ。
頬とか腫れてるし、服もちょっと破れてるけど、何もなかった。
ほんと、今時の娘って超こええ。
と、それはさておき。
今度は『当事者』から話を聞かなければならないだろう。
オルハから。
ランディの仲間から。
彼に何があったのか。
何故居なくなったのか。
そして、何故居なくなった消息不明の仲間を探そうと思ったのか。
テーマ : ファンタシースターユニバース
ジャンル : オンラインゲーム
東方百物語(前編)
序
危機一髪とか、間一髪とか言うけれど、それは髪の毛一本で窮地を脱せられるなら、誰も苦労なんかしないと言うことなのだろう。
教訓と言うか、転ばぬ先の杖と言うか。
先人の知恵、みたいな。
要するに、逃れようの無い事態に直面したら、諦めるか自分で何とかしろって事なんだろう。
だから今、「僕」は走っている。
目の前に広がる、まっすぐな道と、その周りを覆う背の高い木々の間を。
繁る葉が光を遮っているせいか、目の前の道と木々以外に視界に入るものはない。
異様だった。
異様だと思った。
木々が光を遮っていたとしても、こんなに暗く、視界が悪くなることは無い。
ありえない。
「僕」の目が悪いと言うことを考慮したとしても、ほんの数メートルしか見えないだなんて。
この暗さは、異様だ。
きっと奴だ。
奴のせいに違いないだろう。
「僕」の背後に迫る、僕を追う存在。
小柄な少女を模した、異形の化物。
「僕」の目の前で、人を喰らった少女の。
「彼女」の仕業に違いない。
「僕」を逃さないように、確実に捕らえ、喰らうために視界を奪ったのだ。
「僕」は駆ける。
背後に迫る化物から。
その化物の、心底楽しそうな、凄惨な、ひどく凄惨な笑い声から逃げるために。
「ねえ」
声がする。
「……ねえ」
もう一度。
まだ幼さの残る、女の子の声が聞こえる。
声の主は、考えなくてもわかっている。
あの子だ。
あの、化物だ。
すっと、目の前に白い手が伸びてきた。
その手は「僕」の両肩を、遠慮なしに、力一杯掴んできた。
突然の事につまずいて倒れそうになるけど、肩を掴んだ両手が「僕」の体を持ち上げるように支えて、それを許さない。
そのままぐい、と上に持ち上げられて、「僕」の足が地から離れた。
何て力だ。
「ねえ……聞いてよ」
今度は耳元で、少女の声がした。
やめればいいのに、見てもそこには恐怖しかないというのに、「僕」は声がした方に、ゆっくりと振り返る。
金色の髪、赤いリボン、真っ白なワンピースに黒のベスト。
女の子は、少女の形を模した化物は、紅い目を光らせ、開いた口から尖った歯を覗かせながら、さも楽しそうに凄惨な笑みを浮かべて、言った。
「貴方は食べても良いヒトなの?」
